タイ生活

バンコク コンドミニアムの選び方

ガチャ子

タイ生活やや1ヶ月が経とうとしています。まだ全然慣れていませんが、どうにか生活はおくれています。働いていた頃に比べて、お家時間がとっても増えています。性格がズボラなせいも大いにあるかもしれませんが、お家が快適すぎるのも問題だなぁと思う今日この頃😅

インターネットで申し込みまで出来るケースもあるかもしれませんが、私は家が嫌になりたくないと思い、内覧するためにプレトリップでバンコク行きました。あくまでも一例ですが、家選びをする際の参考になればと思います。

私の家について

  • 場所は日本人街から離れたパトゥムワン区(チットロム駅が最寄り駅)
  • ホテル系のコンドミニアム
  • お部屋の広さは130平米くらい(2ベッドルーム、2バスルーム、何故かトイレは3つ)
  • 築15年と新しくはない
  • 家賃88,000バーツ/月(インターネット・電気・水道料金は含まれません)

以下は私がこだわった所になります。(初めインターネットで見て絞って、内覧に行って増えた項目も入れています。)

1
こだわったところ

まず立地

バンコクに行ったのは旅行で10年以上前、辛いもの・香辛料(パクチーとか)苦手で、本当にタイで4年間も暮らせるのか不安だったことや初めての海外生活なので、敢えて日本人街を候補から外し、多国籍の人が暮らしていることを第一条件にしました。英語もある程度は出来るものの、英語orタイ語で暮らしたいということもあったのと日本人ばかりのコミュニティは性格に合っていないと判断しました。

日本にいる時から、バンコクの物件サイトは色々と眺めていて、本当は(汚いけど)チャオプラヤ川の近くの物件も気に入っていましたが、主人の通勤時間を考慮しています。接待・会食はどうしても日本食が多くなるので、渋滞で橋を渡るのに物凄い時間がかかるらしいです…

あくまで結果論ですが、最寄りのチットロム駅まで徒歩で約10分・スカイウォークで繋がっているので雨に濡れることもない点や各商業施設(セントラルワールドやBig Cなど)も徒歩で行けるのは便利でとても良かったです。

2
こだわったところ

オーナーのセンスが合っているか?

バンコクでお家探しをしている方はご存知だと思いますが、Fully Furnished(家具付き)と書いてある物件を目にすることも多いのではないでしょうか?

賃貸のコンドミニアムは家具付きが多く、引っ越す際に持っていくものが減るので便利ですが、お部屋はオーナーのセンスに一任されています。内覧に行ったお家の何軒かは間取りは気に入っていたものの、壁紙の色・素材や置いてある家具などが余り好みでは無く、辞めました。それ以外にも意外と狭かったとか諸々の要因も含め、あくまで複合的に考えた結果ですが、部屋の雰囲気を大きく左右する壁紙・家具はやはり自分が好きなものが良いですね。

3
内覧をした後こだわったところ

清潔かどうか?

これ、一番最初に考えなよって話なのですが、清潔かどうか?コンドミニアムのメンテナンスを定期的にやっているか?はかなり重要でした。

ずっと日本(首都圏)で生活してきて、家賃80,000THB(1THB=4円なので32万円)のお部屋だと当たり前に清潔であるだろうと思い込んでいたのですが、ここは東南アジア。年中気候が暖かくて、虫にとっては過ごしやすい環境なんですよね。

内覧1件目の某コンドミニアム、そこは写真で見る限りとても素敵で私の第一候補でした。明らかにお金持ちも多そうで、広々とした受付があって、駐車場にはタイ人のおじいちゃんがフェラーリを運転している。憧れのコンドミニアム、良かったら1件目で契約してしまおうとすら思っていました。

初めに案内されたのは8階にある3Bedのお部屋。入るなり、死んだゴ○ブリ🪳がお出迎え。虫嫌いの私の顔はこんな感じ😱気を取り直して他の部屋を見るもののどの部屋にも🪳の死骸が散乱。15匹以上は死んだ🪳と対面しました(途中で数えるのを諦めました)。

そして同じコンドミニアムの別の棟にある38階のお部屋へ。そこは3Bed+お手伝いさんの寝泊まりする部屋+お手伝いさん専用の出入り口となんともリッチな生活を想像させるお部屋✨眺めも素敵でした。ただいたんです、🪳の死骸が…

流石に38階まで飛んでこないと思っていて安心したのに、どうやって来たのか…なんとなくですが、トイレから登ってきたのではないか?と推測します。

1件目の物件を見てから、清潔か?ということが最重要事項になったということは言うまでもありません。

1
新しければ新しいほど良いけれど…

築年数

バンコクには東京と同じくらい(もしかしたらそれ以上?)素敵なコンドミニアムが建っています。築年数が浅いほど嬉しいけれど、その分お部屋も狭いし、家賃がとっても高いです。本当に上を見ればキリがないほど素敵なお部屋ありますね…そこはしがない会社員が数年間夢を見させてもらっていると割り切りました。

2
3Bedroomが良かった

部屋の数

私自身が海外に遊びに行く時には友達の家に泊まることが多いので、友達家族が泊まっても窮屈ではないくらいの広さ(3Bedroom)が理想でした。ただ3Bedroomになると限られた物件に偏ってしまったり、お値段が手が届かなくなってしまうので諦めました。今のお家でも十分広いので文句を言えばバチが当たりますね。

3
日系?現地?

不動産会社(エージェント)

うちの会社では、日系不動産会社を使えば、デポジット(敷金のようなもの)を会社が負担してくれます。付き合いのある日系不動産会社であれば、必ず返金してくれる=会社に返金される、という仕組みです。

あまり不動産の仕組みに詳しくなくって間違っているかもしれません。日本だと一部例外はありますが、どの物件でも不動産会社にお願いをすれば、大抵内覧〜契約までやってくれるものだと思っていました。タイだとそれぞれの不動産会社が扱っている物件は異なるようで、日本人街ではないパトゥムワン区では取り扱いがそもそもないと断られました。

そのような事情があり、物件探しはタイの不動産会社にお願いしました。日系不動産会社を使ったことがないので比較は出来ませんが、割とすぐLineの返信もしれくれるし対応にはとても満足しています(会話は全て英語です)。主人曰く、契約書の返送などには時間がかかったそうです。

これもバンコクに住んで初めて知ったのですが、入居してからの修理・インターネットの開設等の細々したことも契約した不動産会社の担当者に連絡して行ってもらっています。契約後のアフターサービスについても今のところ満足です。

私が使ったタイの不動産会社はBangkok Residential です。https://bangkokresidential.com/

今のところ、住んでいるコンドミニアムには満足しています (入居してすぐなので現時点ではです)住居は生活の根幹にあたるので、後悔しないように予めやっておいた方が良い・良かったと思うところをまとめてみました。

1
百聞は一見にしかず?

内覧は出来るならマストで

海外引越しには途方もない位、体力・気力も奪われるし、内覧するためにタイに行くのにもお金がかかることもあるのですが、内覧は出来ればマストでやった方が良いと思います。ただ物件の最低契約期間は1年間なので、1年間くらいなら我慢出来るのであれば問題ないです。内覧しなかったら、今頃ゴ○ブリと格闘していたかと思うと恐ろしいです。

ご主人しか内覧できない場合は、夫婦間で優先するポイントを共有しておくとか内覧時にテレビ電話を繋げてもらうとか色々な方法を駆使して、現場を見た方が良いと思いました。

それ位インターネット上の写真と現物は違います(これはバンコクの家だけに限らず)。今住んでいる家は、インターネットで見た時には何とも思いませんでしたが、内覧を8件して夫婦共々一番良かったと納得して入居しています。

2
海外あるあるなのか分からないけれど

契約内容は交渉すべし

皆さんの会社がどのような制度なのか分からないのですが、うちの会社は等級ごとに会社負担の家賃額が決まっています。昇格すれば会社が負担する家賃の金額は増えますが、家賃>会社負担額となった時の差額は個人負担になります。

通常の契約は1年契約で、同じ所に住み続けたい場合はオーナーと交渉になります。バンコクは安いというイメージがあったのですが、物価は毎年上がり続けており、家賃も例外ではありません。初年度に会社負担額MAXの家賃の家を借りて、1年後に提示された家賃が上がったため、泣く泣く引っ越しをする人が多いと主人から聞いていたので、オーナーと交渉しました。

またインターネットで見る家賃は頻繁に変動しており、入居している物件も当初見ていた金額から95,000THB/月にまで上がっていたので金額も交渉しました。

3
契約前に教えてくれるか分からないけれど

オーナーがどのような人か確認すること

バンコクの駐在妻さんのブログを拝見していると、修理など費用が発生する際オーナーの対応が悪いといった記事を読みました。たまたま私が入居している家のオーナーはタイの企業だったので、エアコンが壊れた時の修理は(恐らくコンドミニアム専属の)技師を翌日には派遣してくれます(土日は休みっぽいので、その時は週明け)。契約違反をしなければ日本円で100万近くしたデポジットも返還してくれるようです。

契約前にオーナーがどんな人か教えてくれる会社は余りないと思いますが、トラブルで嫌な思いをしないためにも、聞けるようなら聞いた方が良さそうです。

4
入居して気がつきました①

コンドミニアムのメンテナンスなどの細則の確認

日本であれば、マンションに住んでいれば消防点検が年に2回あってとか、何となくマンションのメンテナンスをやってくれるんだろうなと思います。

主人が単身で住んでいたホテルでは1ヶ月に1回害虫駆除を部屋でもやっていたそうですが、入居しているコンドミニアムは4ヶ月に1回共有部分のみだそうです。

今のところ虫に悩むことは無さそうですが、高温多湿なバンコクでいつ虫被害に合うか分からないので自腹でやろうか悩んでいます😔一方、水道のメンテナンスは定期的にやっている模様です(入居翌日から1週間近く水道管のメンテナンスやっていました)。

5
入居して気がつきました②

無いものの確認

家具付きだから入居してから買い揃える家電はないだろうなとたかを括っていましたが、肝心のものがありませんでした。それは洗濯機・テレビ・Wi-Fiと割と生活必需品なものたち…ダントツで1番良かった物件なので、無くても買えば済む話なのですが、引越して初めて気付いたので入居(私の場合は入国)してからバタバタしました。

うちのコンドミニアムだけかもしれませんが、インターフォンもありません。基本的に部外者立入禁止なようで、主人がネットで購入したものが到着する度に、「運送業者から主人に電話→主人から私に連絡→私がSecurityまで行く」という流れが意外と面倒臭いです。荷物はSecurityの人が部屋まで運んでくれるので楽チンなのですが、宅配ボックスとかあれば便利だよなと思ってしまいます。

この記事はこれで終わりです。何か出てくれば追加・加筆していきます。少しでもお家探しのお役に立てれば嬉しいです。

ABOUT ME
Kanako
Kanako
会社員
夫のタイ駐在に帯同中の会社員。日本では商社勤務、タイでは無職。 好きなもの:香水(ニッチフレグランス)、旅行、写真、語学など
記事URLをコピーしました